2017-01-01から1年間の記事一覧

第31回 立体駐車場

近くに個人所有の3階建て駐車場がありました。すぐ前に住んでいる方の話では10年以上前に4階建ての駐車場を建てたけれども、新築後まもなく上が風で壊れて3階に削ったんだそうです。去年それを壊して平置きの駐車場にしました。今度は中に鉄筋の入ったかな…

第30回  マンション経営

テレビのドラマ「陸王」の熱血銀行員の上司の類型的に冷たい管理職銀行員を見て、「銀行はやくざよりたちが悪い」と言った70代の女性の言葉を思い出しました。「やくざは見ればやくざと分かるけど、銀行員は背広にネクタイだからひどいことをする人間だな…

第29回 保育園賛成運動

14階マンション建設中の我が地区に3階建ての保育園が建つことになりました。14階のマンションの北隣りなので15階のマンションが建つかもしれないと予想していたので、奇跡のような話だと思いました。でもすぐ北側の低層のお宅にとっては3階も15階も…

第28回 ミキサー車のお洋服

暑い日に白い布を付けたミキサー車がマンションの工事現場から出てきました。一瞬我々のために騒音防止対策をしてくれたのかなと思ってしまいました。でも布が覆っているところは回転部分で音の出るエンジン部分ではなし、そんなことわざわざしないでしょう…

第27回 工事の騒音・振動被害

マンション予定地に建つ古い建物を壊す振動・騒音はかなりなものですが、コンクリート打設の際の振動・騒音は耐え難くひどいものです。コンクリートミキサー車のゴォーンゴォーンというかグァングァンというか、音の低い振動は内臓にひびいて、気分が悪くな…

第26回 ザ・パークハウスの宣伝

浦和区常盤9丁目、岸町7丁目と南区南本町2丁目における三つの三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス」の宣伝が配られました。それぞれのタイトルは「浦和常盤」、「真髄」、「南本町」です。常盤9丁目パークハウスのうたい文句は「低層の建物を中心とし…

第25回 さいたま市長選公開質問

マンション紛争の被害者の集まりがあると聞き、昨年から参加しています。毎月第2土曜日にパルコ9階で集まり情報交換をしている「住環境ネットさいたま」です。そこが中心となって「ずっと住みたいまちをつくる政策を聞く会」を結成し、前々回の市長選から…

第24回 熊本地震⑥ 塀(4)断絶された塀は倒壊しなかった

益城町のブロック塀で地震により断絶され、それによって倒壊を免れたと思われる塀を2カ所で見ました。切れていれば倒れないんだと、思いました。長い塀は東京大学のように始めから切断しておいた方がいいと思います。関係者の方に是非研究をお願いしたいと…

第23回 東京大学の景観をそこねる建築

ついでに東京大学の建築について:現在東京大学の本郷キャンパスでは新築している建物には、昭和初期の建物群と違って景観を全く考えていない建物が多く残念です。まず安田講堂です。国の登録文化財であり、最高学府の象徴でもある安田講堂なのに後ろから新…

第22回 塀(3)塀を断絶して倒壊を防ぐ

阪神・淡路大震災の後で東京大学の本郷キャンパスのまわりを歩いていて、高い塀の何カ所かに縦に飾りがあるのに気が付きました。そこの塀は切れており、ただ切ってしまうのでは格好が悪いので意匠をこらしたように見えました。もしかして関東大震災で長い塀…

第21回 塀について(2)

阪神・淡路大震災の時も、多くのブロック塀が倒れ、神戸市相楽園の主客門は倒れていないのに、脇の長い漆喰壁の塀は壊れるなどの被害を見ました。高速道路も倒れていました。長い建造物は地震の波に耐えられないと思いました。建築基準法施工例の2.2メー…

第20回 熊本地震被害⑤ 塀について(1)

益城町ではブロック塀が方々で倒れていました。朝日新聞の記事に福岡大古賀教授が益城町のブロック塀の被害状況を調査した結果が出ていました。ブロック塀258カ所を調査して、建築基準法施工令で決められている「高さ2.2メートル以下」「厚さ15セン…

第19回 熊本地震の被害④

熊本市東部に隣接する益城町に行きました。宮園地区や堂園地区を通る県道28号はうねり、ひび割れ、多くの家が倒壊していました。その中には古い家だけではなく新しい家も、鉄筋コンクリートの建物もありました。平屋の家は比較的残っていました。こんなに…

第18回 熊本地震の被害③ 熊本城

丁度熊本に泊まった夜のテレビで、熊本城はかつて地震で壊れたことが複数回あったと放送していました。そんなところにどうして又城を建てたのかと思いました。地形がよほど戦うのに適していたのでしょうか。 熊本城のすぐ前にキャッスルホテルがあります。そ…