第27回 工事の騒音・振動被害

マンション予定地に建つ古い建物を壊す振動・騒音はかなりなものですが、コンクリート打設の際の振動・騒音は耐え難くひどいものです。コンクリートミキサー車のゴォーンゴォーンというかグァングァンというか、音の低い振動は内臓にひびいて、気分が悪くな…

第26回 ザ・パークハウスの宣伝

浦和区常盤9丁目、岸町7丁目と南区南本町2丁目における三つの三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス」の宣伝が配られました。それぞれのタイトルは「浦和常盤」、「真髄」、「南本町」です。常盤9丁目パークハウスのうたい文句は「低層の建物を中心とし…

第25回 さいたま市長選公開質問

マンション紛争の被害者の集まりがあると聞き、昨年から参加しています。毎月第2土曜日にパルコ9階で集まり情報交換をしている「住環境ネットさいたま」です。そこが中心となって「ずっと住みたいまちをつくる政策を聞く会」を結成し、前々回の市長選から…

第24回 熊本地震⑥ 塀(4)断絶された塀は倒壊しなかった

益城町のブロック塀で地震により断絶され、それによって倒壊を免れたと思われる塀を2カ所で見ました。切れていれば倒れないんだと、思いました。長い塀は東京大学のように始めから切断しておいた方がいいと思います。関係者の方に是非研究をお願いしたいと…

第23回 東京大学の景観をそこねる建築

ついでに東京大学の建築について:現在東京大学の本郷キャンパスでは新築している建物には、昭和初期の建物群と違って景観を全く考えていない建物が多く残念です。まず安田講堂です。国の登録文化財であり、最高学府の象徴でもある安田講堂なのに後ろから新…

第22回 塀(3)塀を断絶して倒壊を防ぐ

阪神・淡路大震災の後で東京大学の本郷キャンパスのまわりを歩いていて、高い塀の何カ所かに縦に飾りがあるのに気が付きました。そこの塀は切れており、ただ切ってしまうのでは格好が悪いので意匠をこらしたように見えました。もしかして関東大震災で長い塀…

第21回 塀について(2)

阪神・淡路大震災の時も、多くのブロック塀が倒れ、神戸市相楽園の主客門は倒れていないのに、脇の長い漆喰壁の塀は壊れるなどの被害を見ました。高速道路も倒れていました。長い建造物は地震の波に耐えられないと思いました。建築基準法施工例の2.2メー…

第20回 熊本地震被害⑤ 塀について(1)

益城町ではブロック塀が方々で倒れていました。朝日新聞の記事に福岡大古賀教授が益城町のブロック塀の被害状況を調査した結果が出ていました。ブロック塀258カ所を調査して、建築基準法施工令で決められている「高さ2.2メートル以下」「厚さ15セン…

第19回 熊本地震の被害④

熊本市東部に隣接する益城町に行きました。宮園地区や堂園地区を通る県道28号はうねり、ひび割れ、多くの家が倒壊していました。その中には古い家だけではなく新しい家も、鉄筋コンクリートの建物もありました。平屋の家は比較的残っていました。こんなに…

第18回 熊本地震の被害③ 熊本城

丁度熊本に泊まった夜のテレビで、熊本城はかつて地震で壊れたことが複数回あったと放送していました。そんなところにどうして又城を建てたのかと思いました。地形がよほど戦うのに適していたのでしょうか。 熊本城のすぐ前にキャッスルホテルがあります。そ…

第17回 熊本地震の被害② エクスパンションジョイント2

エクスパンションジョイントが壊れたマンションと同じサーバスマンションが歩いて数分のところにもう2カ所建っていたので行ってみました。いずれもそれぞれ複数棟をエクスパンションジョイントで結んだもので、その2カ所のマンションのエクスパンションジ…

第16回 熊本地震の被害① エクスパンションジョイント1

6月に九州に行く機会があり、熊本地震の現場に寄ってきました。エクスパンションジョイントが壊れたと報道されたサーバスマンションの最寄り駅はJR豊肥本線平成駅です。駅名から想像するに新興の住宅地なのかもしれません。繁華街もなく、住宅密集地域で…

第15回地上げのテクニック3

地主にマンションにするから契約を更新しない立ち退いてくれと言われた借地人がいました。ちゃんと地代を払ってきていれば、居続ける権利はありますが、高い借地契約更新料を求められたりして、よほど強い意志がないと断れないものです。そういう借地人でな…

第14回地上げのテクニック2

地上げの攻勢にあった人が「うちみたいに古い家が狙われるんだよね。手入れもしてないから」と言っていました。 地上げにあった家を見てみたらシロアリにやられても修理せず、そのまま住んでいた様子が見られました。家を建て直さなくてはと悩みながら時間が…

第13回 地上げのテクニック1

常盤9丁目15番地のマンションの一つおいて東側の3丁目のブロックと、同じく一つおいて西側の9丁目のブロックで地上げが進んでいるそうです。東側は9丁目15番地のマンションと同じ地上げ屋です。また西側は9丁目15番地のマンションの最初の企画者…

第12回 地震で壊れたエクスパンションジョイント

阪神大震災の後に、「今まで1度として同じ地震はなかった」と書いた学者がいました。この度の熊本地震も、本震かと思った地震のあとに更に激しい本震があり、余震も激しく長く続くという例のないもので、被災地の人たちの心労はいかばかりかと推察されます…

第11回 ネズミ退治

4年前になりますが、常盤9丁目に野村不動産がプラウドというマンションを建てた時、まわりはすさまじいネズミの集団におそわれました。その被害は少なくとも1,300m離れた家にまで及んだのです。それまではネズミなど10年に1回くらい現れるくらい…

第10回 マンション購入の前に

最近、富裕層へ相続税対策になるとか、若いサラリ-マンには資産形成になるなど多く聞かれる。マイナス金利ともなると拍車がかかるのではないか。 こうした時一読をお勧めしたいのが、牧野智弘著「2020年マンション大崩壊」(文春新書780円+税)であ…

第9回 最新の消防

お祭りの時に、地震車に乗ったり、はしご車の運転席に座ることができる体験コーナーがありました。「はしご車は何階まで届くのですか」と聞いたら「階高にもよりますが、普通8階ですね」とのことでした。じゃあ高層マンションの場合はどうするんだろう、火…

第8回 避難ハッチ

6階以上あるマンションでどう見ても階段が一つしかないものがあります。どうしてそんなことが許されるのだろう、階段が二つ必要と言う法律が出来る以前に建てたのだろうかと専門家に聞いたら、避難上有効なバルコニー があれば良いとの返事でした。つまりバ…

第7回 階段のない棟

マンションの設計図には、東棟と南棟と2棟が描かれていました。東棟には階段二つとエレベータ1基があるのに、南棟には階段もエレベータもないのです。2棟の間は各階短い通路でつながっているだけです。この通路をエキスパンションジョイントと言うそうで…

第6回 階段は二つ

説明会に出ると住民の方が色んな角度から質問するので、大変勉強になります。 12月6日の説明会で、「階段が二つあるが、方向が違うのはいいと思う。住む人のことを考えるとこれでは近すぎるので、もう少し離した方がいいのでは」という発言がありました。…

第5回近隣屋

説明会で住民の一人が、「三菱地所レジデンスが近隣屋に丸投げしないで、自分で汗をかき、地元を回って歩いて説明すればこんなことにならなかったかもしれない」と発言しました。地上げ屋という言葉は知っていましたが近隣屋という言葉は知りませんでした。…

第4回 事業者の電話番号

12月6日と12月19日と2回説明会が開かれました。そこで住民の一人が、「事業計画のお知らせ」の看板に事業者三菱地所レジデンス㈱、設計者川口土木建築工業㈱(施工者は未定)の電話番号が書いていないのは住民をないがしろにしていると発言しました…

第3回 近隣住民、周辺住民

マンションを建てる時、まわりの住民には2種類あるそうです。おおざっばに言うとマンションの境界線から15m以内が「近隣住民」で、「近隣住民」の外側でマンションの高さの2倍の距離あるいは日影の範囲にあるのが「周辺住民」です。 マンション建設に関…

第2回 三菱地所レジデンス

ホームページによると三菱地所レジデンスの前身は藤和不動産(株)(1957年設立)で、リーマンショックで破綻の危機に陥り、三菱地所(株)が出資を引き受けて2009年の100%出資会社となったそうです。(Wikipediaによると過去2回にわたって合計…

第1回 14階のマンションが建つ

浦和宿の大地主さんが、相続税対策に常盤9丁目に所有している土地の借地人、借家人を等価交換あるいは外に出してマンションを建てるという話がありました。段々大がかりな地上げになり個人でそこまでするかと疑問に思っていました。2015年11月30日…

始めに

現在マンション紛争中、分譲マンションを購入予定、新築マンションと等価交換しようとしているあるいは地上げにあっているなどの方々の参考になればとブログを開設しました。